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ケニア

ケニアの町

ケニアの首都ナイロビは、東アフリカの中で中核的な都市でもあり、国連環境計画(UNEP)をはじめ多くの国際機関の本部が置かれている事から、重要な役割を担っているそうです。

又、市街地の多くの商業ビルや政府機関のビルは、過去ケニアがイギリスの植民地であった事を思わせる建築様式が数多く見受けられました。

そして日本と違う点の一つは、政府機関、高級ホテル、多くの人々が集まるショッピングモールでは厳重な警備が敷かれている事です。
それらの建物に入るためには、まず敷地前で車の底とトランクールームのチェックが行われ、そして出入り口では更に携帯品の検査とセキュリティ・チェックを受けます。
あまりにも重々しい警備を疑問に思い、現地のバイヤーさんに尋ねると、隣国であるソマリアによるテロが数年前まで活発にありそれを警戒しての厳重警備だそうです。

自国のみならず周辺国との平和の大切さを、今更ながら感じました。

 


ナイロビでは大きく4〜5の区域に分かれており、高級住宅地(アップタウン)では武装強盗による侵入がしばしばある事から、外側には高圧電流が流れている高い塀で守られ、私設警備員の方が警察官の代わりに警備していました。もちろん監視カメラも所々設置されているのは言うまでもありません。

今回私達が遠くケニアまで出向いた目的は、一般庶民向けの古着事情の様子を知る為でもありましたので、バイヤーさんに案内をお願いすると、地元のガイドさんとボディーガードを2人付けて下さり、かなり大きな市場を2,3日かけて視察する事が出来ました。
ボディーガードさんの手には大きなこん棒が握られていました。(もし、襲われた時にはこの棒で守ってくれるのだろうか)と思いながら、見た限りでは普通の人が普通に生活しているだけで特に危険は感じませんでしたが、現地の人が危険だと言うのですから、特に用がない限りケニアのダウンタウンにはあまり行かない方がいいと思います。

 
   

弊社の衣類がケニア到着!


ケニアの人々

ケニアの人々は、シャイな我々日本人と比べ、本当に陽気で積極的な気質を持っていると感じました。
私もケニア滞在中には、見知らぬ人に普通に何度も話しかけられ、いつの間にか一緒に笑ったり知らない間に相手のペースに乗せられている事がしばしばありました。

特に子どもの笑顔は最高で”どうしてこんなにステキな笑顔なんだろう”と感心すると同時にどうして我々日本人は、ケニアの子どもと比べると何もかもが満たされているのに、こんな笑顔が見られないのかと思うと残念でなりません。
”私達は、何でも持っているのに何かが足りず、彼らは何も持ってなくても大事な何かを持っている”
それが一体何なのか、私は本当に知りたいと思いました。

彼らの体型は、西欧人と体格が似ていると勝手に私達は思い込んでいましたが、不思議と日本人とそんなに変らなかったと思います。

又、ケニアは約4千万〜5千万人と人口が多く、42部族で成り立ち、上層部にいる人達の事をキクユ族(Kikuyu)と言いバイヤーさんもキクユ族の出身だそうです。
ちなみにアメリカのオバマ大統領の祖先はルワ族出身だそうです。
この民族同士の対立と紛争は常にあり、これが社会の不安要素の材料でもあるという事でした。


自然環境

剥き出された地面は、濃い赤茶色の土で覆われています。
きっと土の中にはたっぷりと栄養分が含まれているからでしょうか?
そして、日本のように山脈が見られなかったのが特徴的でした。

ナイロビ周辺地域(半径200〜300キロ)には、広大な農作地があり小麦はもちろん、ジャガイモ、にんじん、キャベツ、などの野菜や主にヨーロッパ向けのバラなどが栽培されていました。

又、畜産業もかなり発達していて、牛、羊、ヤギ、ロバ達が牧場に群がり、のどかに草を食べているこれらの家畜を子どもたちが遊びながら、見守っていました。

ナイロビから南西方面に100キロ離れた所にあるグレート・リフト・バリー(Great Rift Valley)という高原から見る事が出来る乾燥平野は本当に素晴らしい眺めでした。

水資源はかなり豊かだと考えられますが、水道設備が整っていないからか時々見られる小川や池は、泥水かゴミが浮かんだ汚れた水で、子ども達が水遊びできるような感じではありませんでした。


気候

アフリカと言えば灼熱地獄!!皆さん、そんなイメージはありませんか?

しかし、ケニアの首都であるナイロビに関しては必ずしもそうではありませんでした。

海抜1800mの高地に位置している事から、朝晩は肌寒く、お昼頃には30℃近くにまで気温が上昇しますが、15時頃には必ずと言ってもいい程、土砂降りの雨が大地を湿らせ、気温が徐々に下がっていきます。
ただし、私が訪問した時期は南半球に属するナイロビでは秋の季節にあたりケニアの冬は更に気温が4〜5℃ほど下がるそうです。

又、日本とは違い湿度が低い為、木陰に入ると風が気持ちよく、とても過ごしやすく感じられました。

ただ、海抜1800mの高地だからなのか、少し坂道を歩くだけですぐに息切れし”酸素が欲しい〜”と願うほど息苦しく感じました。


学校教育

「全ての子どもは必ず学校へ行かなければならない」と言うのがケニアの法律で決められており多くの子供たちは、実際基礎教育は受けているようです。しかし、現地の人が見せてくれた新聞には、ケニア全土の学校別成績ランキングが掲載されており、この中でトップクラスの学校に通っている生徒以外は、社会に出てから職場を得るのはかなり難しいようです。

つまり、教育の機会は平等でも、その内容と質の違いが毅然として存在しており、親の経済力によっても大きく左右されると言う点では、ある程度どこの国でも似通っているとは思いますが、ケニアにおいては、あまりにも企業の数が少なすぎて、多くの国民がこの競争レースから脱落してしまい、全くと言っていいほど職場を見つける事が出来ないというのです。

 
 
 

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アフリカ

アフリカの経済

みなさんはアフリカにどのようなイメージを持っていますか?
常に食糧がなく、水不足で今にも多くの人々が餓死しているというイメージではないでしょうか?

実際私もそうでした。

しかし、少なくともケニアのナイロビに於いては、日本同様どの都市や地方のショッピングモールやスーパー、コンビニに行っても棚には物が溢れ、私自身ケニア滞在中には、食べ物や飲み物に不自由はありませんでした。

しかし、問題なのはアフリカの人々にはこれらの物を買うお金がないという現実です。

アフリカ政府は現在、全ての輸入品に於いて高い関税をかけています。
もちろん日本でも、自国の産業と経済を育成する為にも輸入品に対しては、高い関税を課してきましたが、アフリカと日本の違いは、国の産業が充分に発達していないにも関わらず国家の多額の負債を返済する為に、歳入を増やす方法としてこれらの政策をとってきたという事です。

その結果、国民には充分な収入がないにも関わらず、物価だけが高騰し、新しい物を買うお金がないという現実だけが残されたのです。

一般的な庶民の1ヶ月の給料は約1万〜4万KSH(1万円〜4万円)なのに対して、物価は日本とそれほど大差がありません。
これがアフリカの現状なのです。

 

新しいシャツは1500KSH(1500円)
価格は日本と変わらない。

   


現地のバイヤーさんは「ケニアでは物を作る基盤がないから、全ての身の回り品を海外から調達しなければならないし、高い関税と輸送コストでこんな値段になるのよ」と私につぶやき
又、「でも例え給料が少なくても、仕事があればいい方で、まだまだ都会では失業率が高いから、大学を卒業してもあのように路上で食料を売ったり、新聞を売ったりするの」と
ある青年を指差しながら言いました。現実の厳しさを目の当りに知りました。


私達にできる事

このような悲惨な事実を垣間見て、私は本当に色々な事を考えるようになりました。

確かにケニアやアフリカは日本からは遥かに遠く、他人事として忘れてしまえば終わりですが、果たしてそれで良いのだろうか?私やマツユキリサイクルと言う地方の小さな会社がこんなに大きなテーマを前に、いったい何が出来るのだろうか?
そして、決して大きな事は出来ないけれど、私達の身の回りにある小さな事だったら誰もが負担なく、何か役立つ事があるかも知れないと言う結論にたどり着きました。

現在、日本では多くのゴミが毎日のように焼却されています。原子力発電所の事故以来、常に電力が不足していると言われながらも、ゴミを焼却するだけで、その熱とエネルギーで電力を作りもせず、ただ私達の大切な税金を投じて灰にするばかりです。(全国平均40円/`)

その一方で、海外から高い化石燃料を輸入して、CO2をどんどん出しながら足りない電力を補っています。これではあまりにも無駄が多すぎるのではないでしょうか。

しかも、焼却されているゴミは本当に全てがゴミなのでしょうか?

まだ、充分使用可能な物や、大切な資源もゴミと一緒に処分されていると言う一つの例が私達が、アフリカや東南アジアへ送っている衣類やかばん、靴なのです。

現在、日本における古着のリサイクル・リユース率は3割にも満たないと言われておりますがこれらを必要としているケニア、アフリカへ送る事で、高い税金を投入して国内で焼却する必要はないのです。

日本においては、CO2削減や税金の無駄遣いを省き、開発途上国に於いては、例え中古であっても大切に喜んで使って下さる多くの人々に送る事が私達の仕事なのです。

又、これらの古着、かばん、くつなどは、その使途によって100種類以上の分別手作業を行わなければならず、現地において古着の分別ラインを設ける事によって、現地の人々の雇用と仕事のチャンスを生み出す事が出来ました。

今回のケニア訪問の理由の一つには、この構想が実現可能か否かを確かめる為でしたが私達がケニアのバイヤーと新しくビジネスを立ち上げた事で、10人近くの雇用が実現した事を確認し、ある程度の手答えも感じる事ができました。

しかし、これらのリユース事業は私達の努力だけで出来るものでもありません。
地域社会のご理解と市民の皆様のご協力があってこそ初めて出来る事業であり、本当に捨てなければならないゴミと、大切な資源を皆様が正しく分別して下さる事が何よりも必要となってきます。

又、今後も、衣類回収から、工場内でのプレス作業、コンテナ積み、船積書類作成まで全ての作業を自社の努力で賄う事で、極力必要経費のコストを抑え、庶民の誰もが購入できる衣類として送り届ける事が私達の願いでもあります。

 

くつが大人気です。

 

きれいなぬいぐるみもOKです。

 
 

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